2024年9月19日(木)はグッドフェローズ株式会社様のベンチマークでした。
グッドフェローズの丹頂さんや小笠原さんのお声がけもあり、人が輝く経営実践会以外の方も参加されて9社11名でのベンチマークとなりました。
2022年が91点、2023年が96点、今年は96点目標とのことでしたが、結果は96.2点でした。(※採点表に記入漏れがあり、後日点数がアップするかもしれません)
95点を越えるという事自体が大変な事ですから、96点をコンマ何点でも越えることは大変な事だと思います。
目標達成おめでとうございます。
私は過去に何度もグッドフェローズ様のベンチマーキングに参加して、毎回、冷たいほどにダメだしをしていますが、
今回のベンチマークでは、不備を感じることはなく、あら探しをしても見つかりませんでした。素晴らしいです。
唯一のマイナス点は、障がい者の方が使用されるトイレのスリッパに乱れがあったことです。
これは障がい特性もあるから仕方がないけれど、スタッフが予測して整えてください、という意味でマイナス1を付けました。
それ以外の箇所は完璧と言えるレベルでした。
また小さなことにいろいろとこだわられ、例えば、採点表には「ベンチマーク先企業名、訪問企業名、訪問者名、日付」を記入するように空欄になっていますが、参加者名簿から拾われたのでしょう、あらかじめ社名、参加者名、日付が記入された上、さらに参加者が座る机の上に、正しく置かれていました。
文字にすると数行のことですが、一人ずつ入力して、それを出力し、バインダーにとじて、着席する場所に正しく置く・・・想像するだけで「手間~」と思いました。
また後ほど、写真でも説明しますが、スリッパに履き替える際には、自分が今まで履いていた靴をしまう下駄箱に「名前」があり、そこにしまうようになっていました。
靴は間違えると嫌なモノですので、こういう細かい配慮はさすがと感じました。
以下は説明で使用されたパワポの抜粋と当日の模様の画像です。一部解説を加えています。
※メンバーさんは障がいを持つ利用者さんのことです。
※画像はクリックすると拡大されます。
学び、遊び、生活、運動、社会見学、交友など子ども達の日常生活を豊かにするための支援をされています。
わくわくビレッジのイメージイラストです。この中にある事業を社員が責任者となって運営することも可能です。
それを夢見る「夢組社員」とそれをサポートする「叶え組社員」によって実現されます。
これらの事業を一緒に構築してくださる仲間を募集されています。
下記の様に雇用については「多様性」を大切にされているので誰にも夢を実現させるチャンスがあります。
三方よしとなるように日々取り組まれていることを紹介します。まずはHAPPY朝礼です。
2022年のモノですが朝礼の様子は下記からご覧戴けます。
現在、サンクスカードは事業拠点が増えたこともあり、電子化されています。
環境整備のテーマです。各事業所ごとにご紹介します。
スイーツ製造を行っている「トライ菓工房。」の環境整備です。
メンバーさんもクレドにあるように、環境整備を遊び以上に楽しみながらされています。
ジュニア小久保校の子ども達が書いてくれました。
本部も含めて3事業所を訪問しましたが、それぞれこのようにウェルカムボードをご用意戴きました。
ウエルカムホスピタリティのグッズは各事業所の「利用者さん」も一緒に作って下さいました。
訪問者一人ひとりに個別対応をされています。
また、各グッズの配置はどの席も同じ位置に置かれています。こういう細かいところの徹底具合が凄いです。
社長の丹頂さん。右の写真は参加者の自己紹介シーンです。
見学の模様。「トライ菓工房。」ではメンバーさんが丁寧にわかりやすく説明をしてくださいました。
右の写真はこの4月に入社した新人です。新人とは思えない堂々たる発表に朝礼等の日頃の訓練が出ていました。
数を数えられないメンバーさんのために、メンバーさんと一緒に考えたカウンター(?)です。
右の写真は本日の来客用に用意された下駄箱。一人ひとりの企業名と名前が書かれています。
朝礼シーンです。見ているだけで身体が火照るほどの熱がある朝礼です。
いずれもメンバーさんの作品です。
左もメンバーさんの作品です。右は作業風景です。
より作業をしやすくするための作業環境改善の事例です。メンバーさんの意見が手書きの付箋にあります。
このように一緒に考えることも訓練となります。
左はメンバーさんの自転車置き場。白線はロープです。どのように止めると良いかといったルールもメンバーさんと協議されます。
右は「障がい者体験」で作った折紙です。
指示者の指示に従って、紙を折るのですが、イヤホンをして耳が聞こえないようにしていますので、身振り・手振りや手本を示す、といったことによって指示をします。なかなか難しい良い経験をしました。
以上です。
(文責:人が輝く経営実践会 事務局長 足利 晋)