APRA(アジア・パシフィック・ルネッサンス・アソシエーション)
APRAの発足と歩みAPRAの原型は、1990年より始まった日本と台湾の若手経営者による交流研修活動にあります。
発起人となったのが日本の経営コンサルタントの臥龍(WOLONG)こと角田 識之(現在のAPRA議長)と台湾の青年事業家の徐正群氏(現在の台湾APRAの名誉会長)と同じくイベントプロデューサーである王國勳氏(現在の台湾APRAの顧問)の三人でした。
臥龍
徐正群
王永濬
その三人の出会いは「三国志」における“桃園の契り”にも匹敵する強い友情の絆となっていきました。その後、角田のクライアントと徐氏の友人を中心とした日台それぞれ約15名のメンバーによる深いレベルでの交流研修を重ね、1996年10月21日に現在のAPRAという名称となりました。
アジア・パシフィック・ルネッサンス・アソシエーションの意味について
●ルネッサンスとは?
文明(人類価値観)が大きな行き詰まりを見せ始める時に、次代を見据え、思い切った文明維新(人類価値観の転換)のうねりが興り始めます。それがルネッサンスです。
人類史においては約800年毎に興っています。前回は、約800年前に北イタリアの諸都市において“人間の自由と創造性”を高らかに謳い上げたルネッサンスが興り、そして力強く北上し、大航海時代と産業革命へとそのエネルギーが注ぎ込まれていきました。
●亜太ルネッサンス
今回も人口爆発、環境問題、IT革命などに代表される人類史的な転換期を迎え、東アジア諸国を中心として新たなルネッサンスの胎動が起き始めています。
私たちはルネッサンスの時代に生きる「事業家」として、より一層大きく発想し、大きく成功し、大きく連帯することにより、文明維新の一隅創造に貢献できればと考えています。いわば北イタリア・ルネッサンスのパトロンとなった「メディチ家」の現代版ともいうべきものです。
そして私たちの望む21世紀の同夢は「共生文明」の実現であり、そのための経営思想が「人本主義」と「セーブ&エンジョイ」なのです。