第1回感動企業体験会の様子

【第一回感動企業体験会】関西APRA 伊部株式会社様

6月28日にカンコンのイベントの一つとして、関西APRAによる「第一回感動企業体験会」が開催されました。

感動企業体験会の詳細はこちら

今回の訪問先はAPRAでもトップクラスの環境整備を実施されている伊部株式会社様です。

全国から12社25名が参加しました。

マリン・ゴルフのアパレルブランドであるシナコバを直営8店舗の他、全国約100店舗で展開されています。

それでは伊部様の取り組みと当日の模様を画像を使って紹介いたします。

この経営理念の元に事業を営まれています。卸先様から商品の素晴らしさと共にスタッフの素晴らしい対応への感謝のメッセージが多数寄せられています

感謝と感動をこのように定義されています

日々の活動の中では環境整備をもっとも重視されています。環境整備の中に企業と人の成長の全てが含まれると考えておられます

伊部様の会社を訪問すると「気づく」「磨き上げる」という場面にたくさん遭遇します。磨き上げるにはピカピカにするという意味の他、向上し続けるという意味も含まれます

環境整備は業務中に毎日30分の時間を使われます

自分が担当する部署は一年間関わります。一年を掛けて創意工夫を重ねて行きます

環境整備と表裏一体となって、企業と人を成長させるもう一つの手法が「業務改善提案制度」です

年間の提案数です

月に一人1枚でも年に12枚。スタッフが30名いれば360枚。10年で3,600箇所の改善ができることになります

こちらは仲間へ感謝を伝える「グラッチェカード」

自分が体験した感動体験を仲間にもお裾分けする「ハートフルカード」

環境整備や改善提案だけでなく、得意先様、仕入れ先様、そして共に働く仲間に常に感謝と感動を与える、いただくということを大切にされています

会社が存在できるのは地域の皆様のお陰、ということで近隣の清掃活動もされています

環境整備の基本は以下の6点になります

こんな風に私たちを迎えて下さいました。キャプテンシナコバの大きなぬいぐるみは本日北海道へ出張中とのことです

折り紙のTシャツの中には来場者一人ひとりに手書きのメモが記されていました

12社25名の参加

伊部社長と高丸常務

発表者の平田様

会議室のテーブルの上。プロジェクターを置く位置がこのように記されています。毎回、位置合わせをしなくても良いです

テレビ会議ステムの機材置き場。赤いシールで置く位置が決められています

どの機器のコードかが解る上、タップに挿す位置も決められています。配線は配線カバーで纏められています

機器の裏側。どのコードが何で、どこに挿すかが明確です

ケーブル長が長いものはこのようにバスケットに収納されています。

会議テーブルの裏の配線の処理

ウレタンマットに置くものの型取りがされてあり、定位されます。また2段目の棚には写真が貼られており、何が持ち出されたかが明瞭です

机と椅子の位置がこのようにヒモ付けされています

コピー機のトナーカートリッジは毎日拭いて、トナーのカスが貯まらないようにしています

書類の位置が変わらないようにラインを引くのは定番ですが、伊部様は綺麗に処理されています

帳票類は移動をすることが多いので、表示はマグネットになっており、いつでも位置を変えることができます

長い定規等、皆の共有物はファイルケースの扉に保管されています

引出の中を単に3定するするのではなく、自分なりのテーマを設けてやっています

こちらも面白いです

消耗品のストックケース

何が入っているかの表示と発注票です

発注票

社内に至る所にある発注票はここに集められます

予定表はできるだけ手書きがなくなるようにし、よく行く行き先はマグネットに印字されています

戻す場所も明確です

今回の見学で一番の工夫と感じました。予定表の罫線は使っているとかすれたり、そこにマーカーのカスが貯まります。こちらは予定表のマスの大きさに合わせたマグネットがもう一つあり、そこに予定をかくため、罫線が汚れることがありません。また予定が変わる際に書き換えずに移動をするだけで対応できます

押しピンで留めると危ないので、コルク風の粘着シートで掲示物が貼られています。さらにパネルをそのまま貼るのでは無く、周囲をクロスで覆うなど温もりを与えています。コーナーの見出しもボタンと生地をあしらって業態を感じます

感動事例の共有をするハートフルカード

ECOカード。各自のエコ活動目標が掲示されています

このような小さなマグネット付きのバスケットを使って、狭い場所を有効的に使われています

このように大きな表示は解りやすくてよいですね

カーペット上の椅子を置く位置を定位するのは難しいですが・・・

このようになっています。青マークが見えているとずれています

壁の額等も同様です。ズレがすぐに解ります

新聞の共有ボックスです

このようになっています。青マークが見えているとずれています

事務所内のキャビネット一覧表

雑巾は個人管理です

個人管理ですが、ルールがあります

発注票を抜き取るとこのように何が発注中なのかが解ります

個人のカップの管理に悩まれている企業は多いと思います。中華テーブルのようになっており、取り出しやすくなっている上、誰のカップかが解るようになっています

冷蔵庫はキャスター付きのラックに載っているので引きだすと奥を掃除することができます。

よく使う洗浄剤は使う場所が決められています

発注タイミングが明記されています

工具も定位されています

雑巾と同様に歯ブラシも個人管理です。歯ブラシはすき間を掃除するのに本当に重宝するそうです

椅子のキャスターに糸ホコリが貯まるとのことで、それをカッターナイフで掃除している風景です

傘置き場は誰の物かがわかるように名前が書かれています。お客様はお客様用に入れます

雨の日にはエレベータのボタンにこのようなPOPが掲示されます。これにより傘の忘れ物が0になったそうです

アパレルブランドらしい良いイメージです

洗面台上の告知

女子トイレの一工夫

その2

発注タイミングがこのように記されています

右隅のピンクの丸シールが女子トイレの発注であることがわかるようになっています

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